「誰かが自分に合った服を選んでくれたらいいのに」そう思ったことはありませんか?
僕は昔からファッションセンスには自信がなく「えっ、今日は寝巻きで来たの?w」なんて友達にからかわれてました。
だから、当然女の子にも相手にされなかったし、それを受け入れている自分もいました。
でも今では、ファッションに苦手意識はありません。
それは、プロのスタイリストが自分に合った服を選んでくれるサービスを見つけたからです。
プロが考えてくれるんだから外れなんてないし、こっちは送られてきた服を着るだけ。
それだけで、表参道を歩くオシャレ上級者と肩を並べるような服装になれちゃうんです。
実際、そのサービスで選んでもらった服を着て合コンに行ったら、気になってた子と連絡先を交換して、後日デートすることもできました。
こんにちは、トシです。
みなさんは、大切な洋服を虫に食われたことってありますか。
悲しいことに、僕はあるんですよ。
しかも、前年に買ったばかりの『ラルフローレン』のセーターを(泣)
モテたい一心で買った勝負服。
着るだけで、冴えない僕に自信をくれたアイツ。
そんな大切な僕の相棒が、ワンシーズンでゴミ箱行きだなんて。
こんな悲しい思いは二度としたくない。
そう思って、虫食い対策についてめちゃめちゃ調べまくりました。
そこで知ったんですけど、虫に食われた服、【ただ捨てるだけ】は絶対NGだったんです。
1匹でも虫がいたクローゼットは、そこが虫にとってパラダイスである証拠。
そのままにしておくと、服にさらに穴があくだけでなく、お食事中の彼らを身に着けたままお出かけなんてことも…。
そうならないように、虫に食われた服を発見したとき『絶対に』やってほしいことをご紹介します。
虫食いの容疑者
まずはじめに、虫食い犯について調べてみました。
つまるところ、犯人は次のどちらかです。
- カツオブシムシ系
- イガ系
ちなみに、洋服を食べるのは成虫ではなく幼虫なんです。
僕は虫がめちゃくちゃ苦手なので、写真載せるのはやめておきますね…。
どうしても見た目が気になる方はこちらからどうぞ。。。
カツオブシムシ系
…なんて親しみやすい名前。
名前のとおり、かつお節が大好物なんだそう。
- ヒメマルカツオブシムシ
- ヒメカツオブシムシ
2種類いますが、大きさが違うだけでだいたい同じです。
好物は【かつお節や煮干しなど動物性の乾物】と【羊毛や絹などを使った衣類】。
衣類を食べるときは表面だけをムシャムシャします。
一部だけ線状に薄くなっていたら、犯人はこいつです。
また成虫になるまでに何回も脱皮するので、抜け殻から犯人特定できるケースも。
そしてなにより驚きなのが、その生命力。
絶食してもなんと半年も生き延びられるんだそう。
しぶとすぎる…。
イガ系
漢字で書くと『衣蛾』。
いかにも洋服食べそうですね。
- イガ
- コイガ
彼らの厄介なところは、高級志向なところ。
シルクやカシミヤ、毛皮など高価なもの狙ってきます。
「なんでよりによってこれを…。」的な服をやられたとき、犯人はこいつです。
蛾の幼虫なので見た目はちっちゃいイモムシ。
現行犯で見つけた時も、よりショックなのはこっちですね。
それぞれに特徴はありますが、まとめるとこんな感じです。
- 好物は動物性繊維とたんぱく質
- 幼虫、成虫ともに体長1cm以下で小さい
- 1匹で20~100個も産卵
- ほとんどは洗濯物に付着して侵入
- 適温、多湿が大好き
- 熱に弱い(65℃以上の高熱で死滅)
この特徴を理解しておけば、どんな対策をしたらいいのかが見えてきますね。
虫食いを見つけたら絶対これをやるべき
みなさんは実際に虫に食われた洋服を見つけたとき、どうしますか。
おそらくその洋服を、捨てるか直すかの二択ですよね。
でも、どちらを選んだ場合でも必ずやってほしいことがあります。
それは、クローゼットの掃除と、防虫対策です。
まずはパラダイスを解体しよう
最初にも言いましたが、1匹でも虫がいたなら、そのクローゼットは虫にとってパラダイスです。
- エサがある(服以外にもホコリや髪の毛など)
- 暮らしやすい(あったかくて湿度高い)
このままでは、無事だった他の服も確実にやられます。
一刻も早く虫のパラダイスをぶっ壊しましょう。
①クローゼットの中身をすべて出して掃除
まずは服を出して、クローゼットをキレイにします。
ホコリや糸クズなど、虫のエサになりそうなものを掃除しましょう。
服をだすことで空気の入れ替えにもなって、湿気も追い出せます。
②服を洗う
面倒ですが、虫に食われた服と同じ場所に収納していた服は、一度すべて洗ったほうがいいです。
なぜなら、虫や抜け殻が服についている可能性が高いからです。
さらに衝撃的なのが、【衣類害虫の糞は食べた服と同じ色】という事実。
目を凝らしてみたら、虫の糞が服にびっしりなんてことも。
…きっと、今すぐ洗いたくなりましたよね。
③熱で駆除
幼虫や卵は熱に弱いです。
次の方法で彼らを確実に葬りましょう。
- アイロンのスチームをあてる
- 乾燥機にかける
④服を減らす
洗濯も高熱殺菌もできないような服は、クリーニングに出すのが理想的。
そうは言っても、何枚もクリーニングに出すのは費用的にキツい。
ということで、これを機に無事だった服も一緒に手放すという人も。
いや、でも虫食い事件に関わらず、服はホント減らそうと思う。
ホントに着る服を少しだけ買うようにしよう…👚
着ない服を捨てる勇気を— スクワーレル (@gdgd_mukubird) October 28, 2019
午前中は、クロゼットの掃除ができました。😁
クロスゼットを開けたらね〜
湿気がすごくて、カビるんるんが。。おぇ〜😁
綺麗なりました。⭐️
スーツに虫食い穴がいっぱいだった! もう〜😠
もう着れない服やスーツ見切って捨てるぞーうさん!🐘— さーち (@sakkan7519) May 29, 2017
そもそも、滅多に着ない服がたくさんあるのも虫が湧いてしまう原因のひとつ。
「本当に着る服」以外は、手放してみるのもいいですね。
服の手放し方について書いた記事があるので、よかったら見てみてください。
40代以外の方にも参考になると思います。
忘れずに再犯防止!
服を出して、掃除して、洗って…。
ここまでお疲れさまでした。
でも、これで終わりにしてはいけません。
せっかくここまでがんばったなら、再度虫食いと出くわすなんて自体は絶対に防ぎたいですよね。
しっかり防虫対策をして、二度とこんな目にあわないようにしましょう。
虫食いを防ぐには
ここまでは、【虫食い服を見つけたら】というテーマでお話してきました。
でも、ここからは『まだ虫食いにあったことがない』という人にもぜひ読んでいただきたいです。
次は、今日からできる虫食い対策をご紹介します。
虫が好む環境をつくらない
クローゼットの空気を入れ替える(難易度:★☆☆☆)
虫たちはジメジメが大好き。
クローゼット内の湿度をできるだけ下げたほうがいいです。
冬のように湿度が低くて天気のいい日は、クローゼットを開けっ放しにするのがオススメです。
ただ開けっ放しにしておくだけなら、すぐできちゃいますよね。
梅雨のように湿度が高い日が続く場合は、布団乾燥機を使うのも◎です。
しまう前に必ずキレイに(難易度:★★☆☆)
クリーニングに出すタイミングって迷うときありませんか。
シーズンの終わりに出すのか、それともシーズンが始まる直前に出すのか。
僕もよく迷ってました。
でも、今度からは絶対にシーズンの終わりに出しましょう。
なぜなら、食べこぼしや皮脂汚れが付いたままだと、それが虫の餌になってしまうから。
汚れたままの服をクローゼット内に放置すると、虫たちは大喜びです。
必ずクリーニングに出すか、洗濯してからしまいましょう。
洗濯物ははたいてから取り込む(難易度:★★☆☆)
虫たちの主な侵入経路は洗濯物です。
外に干した洗濯物に虫がつき、そのまま気づかずに取り込んでしまっているケースがほとんど。
洗濯物は、部屋に取り込む前にはたいて、虫たちを振り落としましょう。
そんなひと手間が面倒な人や、少しでも侵入の可能性を減らしたい方は、部屋干ししたり乾燥機を使うのもアリだと思います。
虫干しする(難易度:★★★☆)
虫干しとは、服をすべてクローゼットから出して天日干しすること。
衣類,書籍,調度などを箱から取出し,日光に当て,風を通して湿りけやかび,虫の害を防ぐこと。日本で古くから行われている作業で,6~7月のつゆ明けの天気のよい日に行うが,11月~2月頃の乾燥期にもう一度虫干しをするのがよいとされている。
出典:コトバンク
クローゼット内の空気を入れ替えつつ、洋服自体の湿度を下げるのが目的です。
「服を全部出すのめんどくさいな」という方は、次に紹介するアイテムやサービスを活用してください。
便利なアイテム&サービスを利用しよう
防虫剤
出典:Amazon
一番手軽にできるのがこれです。
ひとくくりに防虫剤といってもいろいろな種類があります。
- 入れるだけの引出し用
- 衣類と一緒にかけるクローゼット用
- 服を覆うカバータイプ
- 畳んだ服の間に入れるシートタイプ
防虫剤を使うと『においがつく』っていうイメージありませんか。
なんかおばあちゃんちみたいな、臭くはないけど鼻に残るような、独特なにおい。
僕はこれがちょっと苦手でした。
でも、実はにおいのないタイプの防虫剤もあったんです。
それが『ピレスロイド系』と呼ばれる防虫剤です。
出典:Amazon
いわれてみれば、無臭だから『ムシューダ』なのか。
においがつかないので、毎日着たい服にも使いやすいですね。
除湿剤
出典:Amazon
虫が大好きな湿度を下げてくれるアイテムです。
防虫だけじゃなく、カビ対策にもなるので一石二鳥ですね。
除湿剤にもいろんなタイプがあります。
- 引出しに入れるタイプ
- クローゼットにかけるタイプ
- タンスの裏に忍ばせるタイプ
- 床おきタイプ
最近だとこんな便利な除湿剤も。
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充電して使うタイプの除湿剤。
繰り返し使えてエコなだけでなく、面倒な水捨ても不要なんです。
インテリアを損ねないシンプルな見た目なのもいいですね。
ファッションレンタル
着たいときに服をレンタルできるサービスです。
シーズンが終わったら返却すればいいので、しまい込んで虫に食われる心配がありません。
また、ファッションレンタルに頼れば、手持ちの洋服を減らせます。
クローゼットに詰め込む服が減れば、湿度も下がって防虫対策になります。
僕がファッションレンタルを利用してみた感想の記事があるので、よかったら見てみてください。
クリーニングの保管サービスを利用
洋服をクリーニングしたあと、次のシーズンがくるまで預かっておいてくれるサービスです。
こちらもクローゼットの余白を増やせるので、湿度や温度を下げて防虫効果があります。
また、クリーニング屋=洋服のプロが保管してくれるので、預けている洋服も防虫面は安心です。
絶対に虫に食われたくない衣類だけ利用するのもいいですね。
あきらめきれない服は直して着よう
虫食いを見つけたとき、それがあまり着ていない服であれば、手放すいい機会になると思います。
しかし『気に入っていたのに』『高かったのに』なんて服は、簡単には手放せないですよね。
もし直して着れるのであれば、直したいという方もいるはず。
そんな方のために、虫食い服のなおし方をご紹介します。
自分で直す
補修布
出典:Amazon
- Tシャツ
- ジャージ
- Yシャツ
こちらは、穴の裏から同じ色の布をあて、アイロンでくっつけて穴をふさぐアイテムです。
とくにコツなどもいらないので、僕みたいな不器用な人にもできそうです。
出典:続かわねこ作成日誌
寄りで見ると少し目立ちますが、遠目から見ればだいぶカモフラージュできます。
補修布は100円ショップにも売っているので、簡単に手に入ります。
『裁縫に自信はないけれど、自分で虫食い服をなんとかしたい』という方にオススメの方法です。
手芸用ニードル
出典:楽天市場
- ニット
- カシミヤ
- ウール
虫食いで一番被害にあいやすいのが、高級な動物繊維。
こういう服こそ簡単にあきらめることができないものですが、これらは先ほどの補修布で直すことができないんです。
『もう修理に出すしかないかな…』と思っている方にぜひ試していただきたいのが、このニードルを使った修理方法。
虫食いの穴に羊毛を重ね、ひたすら針でパンチして直していきます。
出典:Klastyling
動画では毛糸から羊毛をゲットしていますが、小さめの穴であれば、このように目立たないところからつまみ集めた毛玉で充分です。
『本当にこれだけで直るの!?』と思うかもしれませんが、こんなに目立たなくなります。
ニードルも100円ショップで購入できるので、ぜひ試してみてください。
プロに頼む
洋服修理の専門店に依頼をすると、『かけつぎ(かけはぎ)』と呼ばれる方法で直してくれます。
この方法はただ穴をふさぐだけではなく、まるで元の生地が復活したかのように自然に元通りにすしてくれるんです。
出典:FORMI
まるで魔法。
穴があいていたことなんて、まったくわからないですよね。
気になる料金ですが、穴の大きさや素材によって変わるため、正確な金額は要見積である場合がほとんど。
目安としては以下のような金額です。
この価格で虫食いをほぼなかったことにできるなら、僕は安いなと感じました。
高額なスーツやコートなど、思い入れのある洋服はプロに依頼してみてはいかがでしょうか。
まとめ
今回は、虫食い服を見つけたときに、他の服を守るために絶対にやってほしいことをまとめました。
「あ、虫に食われてる。もうこれ捨てよう。」だけで終わらせず、ぜひ次の4つをやってみてください。
- クローゼットの中身をすべて出して掃除する
- 服を洗うorクリーニング
- 服=虫のベッド。服の数を減らす
- 再犯防止のために、防虫対策を徹底する
今までに虫食いを発見したことない人も、他人事と思わず防虫対策をしておくことをオススメします。
- クローゼットの空気を入れかえる
- 服は洗うorクリーニングしてからしまう
- 洗濯物ははたいてから取り込む
- 定期的に虫干し=洋服を全てクローゼットから出して天日干しする
- 防虫剤・除湿剤・ファッションレンタル・クリーニング保管サービスを活用する
最初にもいいましたが、大切な服とお別れするのって、本当に悲しいですからね。
僕と同じような思いをする人が、ひとりでも減ってくれたらうれしいです。
あきらめられないくらい大切な洋服は直すという選択肢もあるので、あきらめないでくださいね。
今回も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
- ダサい人が自力でオシャレにはなれません
- 服はプロに選ばせる時代です
- 服装で人生は180度変わります
- 服装を見られたくないあまり引きこもりがちだった人間→服を見て欲しいがために用もなく外に出る人間に変わりましたw
僕は思春期のころに、自分なりにオシャレをしたつもりでも、周りからことごとく酷評された苦い思い出があります。
それからというもの、どこに行くにしても
「ダサいって思われてるかも」って考えが頭から離れなくて、ホントに私服で外に出るのが憂鬱でした。
そんなときに、見つけたのがプロのスタイリストが自分に合った服を選んでくれるサービスです。
プロが選んでくれるから安心感がハンパないし、実際に着ていくうちに、自分に似合う服ってのが分かるようになりました。
ファッション雑誌に載ってるような、小顔長身イケメンでしか成立しないようなオシャレではなく。
等身大の自分にあったオシャレができるようになったんです。
それ以来、さんざん僕のファッションをバカにしてた友だちからも、「なんか垢抜けたな」って言われたり。
昔は「自分はダサい」っていう思いが強くて、女の子とまともに話すこともできなかったけど、
今では堂々と話せるようになったし、自分からデートに誘うなんてことまでできるようになりました。
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