「誰かが自分に合った服を選んでくれたらいいのに」そう思ったことはありませんか?
僕は昔からファッションセンスには自信がなく「えっ、今日は寝巻きで来たの?w」なんて友達にからかわれてました。
だから、当然女の子にも相手にされなかったし、それを受け入れている自分もいました。
でも今では、ファッションに苦手意識はありません。
それは、プロのスタイリストが自分に合った服を選んでくれるサービスを見つけたからです。
プロが考えてくれるんだから外れなんてないし、こっちは送られてきた服を着るだけ。
それだけで、表参道を歩くオシャレ上級者と肩を並べるような服装になれちゃうんです。
実際、そのサービスで選んでもらった服を着て合コンに行ったら、気になってた子と連絡先を交換して、後日デートすることもできました。
こんにちは、トシです。
今回は、50代の男性に向けたミニマリストのお話です。
働き盛りと言われる時期を経て、定年を目前に控えた50代。
若い頃とは、働き方や考え方が徐々に変わっていく時期です。
さらには、手のかかっていたお子さんもついに親元から独立。
やっと自分のことに時間やお金を使う余裕が出てきたという方も多いはず。
そう言った意味で50代は、新しい趣味を始めてみたり、今までの自分を見つめ直してみるいい機会なんです。
そんな50代のみなさんにオススメなのが『ミニマリスト』。
一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。
必要最低限の持ち物だけで、シンプルかつ丁寧な暮らしを目指すライフスタイルです。
でもそんなミニマリスト、圧倒的に若者が多いんですよ。
というのもこのミニマリストが流行りだしたのには、次のような背景があるからなんです。
- モノを持たなくても世界中と繋がれるインターネットの普及
- ほしいものがいつでも手に入る通販サービスの普及
- 所有しなくても利用できるレンタル、サブスクリプションサービスの普及
- ミニマリストの生きざまを知れるSNSの普及
たしかにこの背景を踏まえると、若者を中心にミニマリズムが流行るのも納得ですよね。
そのため50代男性の中には、ミニマリスト生活に興味はありつつも
『何から始めていいかわからないな』
『若者向けの流行なのかな』
こんなふうに思って、なかなか1歩が踏み出せない方もいるのではないでしょうか。
でも本当は、50代こそミニマリスト生活を始めるメリットがたくさんあるんです。
ただ、50代男性がミニマリストになるのは、30代や40代に比べて簡単ではないのも事実。
せっかく興味をもってはじめてみたのに途中で挫折してしまう、なんてことも。
そんなことにならないようにこの記事では、50代男性がミニマリスト生活を始めるメリットと途中で挫折しないミニマリスト生活の始め方をご紹介します。
ぜひ最後までお付き合いください。
50代男性がミニマリストデビューを成功させるには
最初にも伝えたように、50代男性がミニマリストになるのは簡単ではありません。
それにはこんな理由があるんです。
50代男性、ミニマリストデビューが簡単ではない2つの理由
①若い人に比べて持っているものが多い
年齢を重ねるにつれて、所有物も多くなります。
- 若いころに奮発して買った思い出の服
- 以前ハマったロックバンドのCD
- 学生時代、すべてを注いだ野球のグローブ
我が家にも「いつか使うかも」と思いつつ、かれこれ10年触っていないバスケットボールとシューズがあります。
そして、その上に覆いかぶさるように数年前にハマったスノボの板が。
こんな風に、モノって年齢に比例して増えてしまいがちですよね。
これらを一気に捨てるとなると、若いときに比べて時間も気力も、うんと必要になります。
②体験よりも所有という価値観
必要最低限のモノだけで暮らすミニマリスト。
彼らは『モノを所有する』ということにあまり価値を感じません。
それよりも『体験する』ことを重視している人が多いです。
極端な例で言うと、フライパン買うくらいなら、そのお金でおいしいもの食べに行く、みたいな。
しかし今の50代は、豊かさ=所有という価値観のもとで育ってきているんです。
なぜなら、青春時代がバブルど真ん中だったから。
賃貸よりも、夢のマイホーム!
1つでも多くブランド品を持つのがステータス!
こんなふうに、ミニマリストとは真逆ともいえる常識の中で生きてきました。
しかも、価値観の形成において一番大切な10代の時期を。
そんな50代の男性がミニマリストへと価値観をかえるのは、簡単なことではないですよね。
そんな50代男性にこそ伝えたいミニマリズムの魅力
50代男性がミニマリストになるためには、若い人よりも強いモチベーションが必要になります。
途中で挫折しないためにも、次の『50代男性がミニマリスト生活を送るメリット』を知っておいてほしいんです。
- お金の不安が軽くなる
- 終活のスタートダッシュに成功する
- イケオジになれる
①お金の不安が軽くなる
50代というと、嫌でも意識してしまうのが『定年』というリミット。
老後2000万円問題なんて言われている時代です。
あと数年で収入がなくなるかもということに、不安を感じている人は少なくないでしょう。
また50代というと、親の介護費用が一番シビアな世代でもあるんですよね。
定年も見えてきてるのに、老後資金ちゃんと貯金していけるのかな…
そんなお金の不安が大きくなってきた人にこそ、ミニマリストがオススメなんです。
ミニマリストになると、
- 物欲や無駄遣いが減るので、お金がたまりやすくなる
- 衝動買いが減り、毎月の支出が一定になるので貯金計画が立てやすい
こんなふうに、ミニマリストになることでお金の不安から解放されるのです。
②終活のスタートダッシュに成功する
「いやいや、50代で終活なんて早すぎでしょ」という声が聞こえてきそうですね。
僕もそう思ってました。
だって今は『人生100年時代』、50代はまだ人生の折り返し地点ですよ。
まだまだ人生の終わりを意識するには若すぎますよね。
でも実は、50代で終活を始めるとこんなメリットが。
- 体力のあるうちに始めることで、モノの整理や処分がはかどる
- 定年前に自分と向き合うことで、セカンドライフを有意義に過ごせる
たしかに、いざ老後になってみると「もっと早くに始めておけばよかった。」なんて思いそうな気も。
まだまだ人生これからだからこそ、『自分にとって本当に必要なモノ』を考えてみるいい時期なのかもしれません。
③イケオジになれる
イケてるオジさん略してイケオジ。
僕も50代になるころには、こんなふうに言ってもらえるオジ様になりたい。
そう思って以前「イケオジ どんな人」で検索しまくったことがあります。
その時に出てきたイケオジの条件はこんなかんじでした。
- 清潔感がある
- 年相応のオシャレをしている
- デキる男である
- 女性の扱いが上手
…③、④はちょっとハードル高そうですけど、①、②なら努力できそう。
モノを減らせば、必然的に掃除や手入れが楽になり、清潔感が手に入ります。
若いころのやんちゃな洋服たちとお別れすれば、年相応のオシャレに一歩近づけます。
素敵な大人の男性になるためにも、ミニマリストはうってつけなんです。
50代男性のミニマリストデビューは何から始めたらいいの?
さて、50代男性がミニマリストになると、たくさんいいことがあるということがわかりました。
今からでもミニマリストになるのは全然遅くないんです。
ではここからは、具体的になにをしたらいいのかを説明します。
まずは服からミニマルに
まずはクローゼットやタンスの中身からミニマル化していくことをオススメします。
なぜなら、ほとんどの人が多すぎる服をなんとかしたいと思っているからです。
それに、家電やインテリアに比べたら、手放すハードルも低いですよね。
しょっぱなで挫折しないためにも、まずは難易度の低い洋服から始めましょう。
服を捨てるときに悩んだら
50代男性が服を断捨離するとき、なにを基準に捨てたらいいのか。
以前こちらの記事で詳しく書いたことがあります。
- 自分の印象を下げそうな服
- 似合わない服、何かが気に入らない服
- 1年以上着ていない服
こちらの基準を参考にしながら、手持ちの洋服を見直してみてください。
また、服を捨てるときに罪悪感を感じてしまうという方も少なくないかもしれません。
そんな方はこちらの記事も読んでみてください。
『捨てる』がゴールではない
服を手放した後、50代男性にはもうひとつ大切なことがあります。
それは、新しい服を購入するということです。
「え、せっかく捨てたのにまた買い足すの?ミニマリストなのに?」と思うかもしれませんが、これがとても大切なんです。
なぜかというと、必要最低限の洋服で生活するということは、全着が主力でないといけないからです。
2軍の服を数着残して着まわしても、「これだ!」と思うコーディネートはできないですよね。
そんな不本意なコーディネートで毎日過ごすなんて、絶対気分上がらない。。。
結局新しい服ちょこちょこ買い足して、もとのごちゃついたクローゼットに逆戻りしちゃったりして。
そうならないように、手持ちの服は全部エース級のモノにしましょう。
まさに少数精鋭。
スタメンを張るのにふさわしい洋服がない場合は、迷わず新調するべきです。
次の見出しで50代男性が買い足すべき洋服を紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
50代男性が手元に置いておくべき洋服
素敵なおじさまになるためには、年相応のオシャレが大切だということはわかりました。
でも、それって具体的にはどんな洋服のことを言うのでしょうか。
昔は「おじさんて何であんなおじさんみたいな服着るんだろう?」と思っていたが最近では「あのおじさん何であんな若づくりな服着るんだろう?」と思うことが多い。で、おじさんになった自分が何を着るか最近悩む。
— Morita_Kazunori (@nanatoku) May 22, 2010
この方のツイートのように、年相応のファッションと言われても何を着たらいいか悩んでしまう人も少なくないはず。
なんとなく落ち着いた服がいいんだろうなと思いつつも、落ち着きすぎてもおじいちゃんみたいになっちゃいそう。
幼すぎず老けすぎない、ほどよい渋さや大人の余裕を醸し出せる洋服はどうやったら選べるのか。
そんな洋服の選び方を解説してくれる動画を発見しました。
こちらのチャンネルは、luccicare(ルッチカーレ)というセレクトショップが運営しています。
店長自ら出演し、40代・50代に向けたオシャレのコツなどを紹介しています。
この店長さんがまさしくイケオジ。
「この方の言うことを聞いておけば間違いなさそうだ」と感じさせてくれます。
見た目だけでなく説明もわかりやすくて、「どんな服を選べば大人のオシャレが叶うのか」詳しく教えてくれます。
このチャンネルから学んだ【50代男性の洋服の選び方】を僕なりにまとめてみました。
デザイン編
50代男性なら柄モノや派手な色のものは避けて、シンプル・プレーンなデザインのものを選ぶのがベターです。
理由は次のとおりです。
- 組み合わせがしやすいので、オシャレが苦手でもコーディネートしやすい
- 流行に左右されないので長く着られる
- 女性のオシャレを邪魔しない
①、②はなんとなくイメージできましたが、③の発想は僕にはありませんでした。
この発想がすでに紳士。脱帽です。
素材編
50代になって洋服を新調するときは、今までよりも上質な素材を選んでみてください。
そうすることによって、特別なテクニックを使わなくてもオシャレ上級者のような雰囲気を醸し出せます。
たとえばセーターなら、アクリルではなくカシミヤ。
出典:UNIQLO
コートならポリエステルよりも、ウール。
出典:NEWYORKER
スニーカーならキャンバスではなく、レザー。
出典:Amazon
また、クローゼットの中身を少なくすることによって、上質な洋服たちをより良い状態で保管できるようになります。
ぎゅうぎゅう詰めに収納していては、シワだらけになったり虫に食われてしまいますからね。
サイズ編
大人のオシャレにおいて、サイズ感はとても大切です。
『楽だから』とゆったり目の服を着ていると、野暮ったくみえたり幼い印象を持たれてしまうからです。
こちらの画像を見ると、左のジャストサイズの方がスタイリッシュでスマートな印象を受けますよね。
ピチピチ過ぎるのはもちろんNGですが、大きければいいってもんでもないんですね。
こんなふうにジャストサイズを選ぶのが50代男性のオシャレの鉄則です。
もしかすると、今までゆったりサイズの洋服を着ていた人は「窮屈そうだな…」と感じるかもしれません。
そんな方はストレッチのきく素材や柔らかい素材を選んでみましょう。
窮屈感をやわらげつつ、大人のオシャレを楽しめます。
ブランド編
選び方はなんとなくわかったけど、「じゃあどこのお店に買いに行けばいいの?」という方のためにオススメのブランドをいくつかご紹介します。
服
靴
…と、おすすめのブランドを挙げてみましたが、大切なのは
- 自分に似合うか
- 使いやすいか
- 毎日着たいと思えるくらい気に入るか
です。
『買ってみたはいいものの、似合わなかった』
『お店では素敵に見えたけど、いざ着てみると着心地が…』
こんなふうに買った後で後悔したこと、今までにもありませんか。
せっかく高いお金を出して買ったのに結局着ないなんてもったいなすぎますよね。
しかもそれが続くと、せっかくミニマル化したクローゼットもまた洋服まみれ。。。
そうならないように、購入前にしっかり試着しましょう。
とはいえ、お店で試着するのが苦手という方も少なくないと思います。
かつて僕もそうでした。
オシャレな店員さんの目も気になるし、試着したら買わないと申し訳なく思ったりして。
そんな方に非常にオススメなのがファッションレンタル。
レンタルした洋服を気に入った場合、そのまま購入できるサービスも行っています。
なので『これなら愛用できそう』と思った服だけを自宅のクローゼットにお迎えできるんです。
有料にはなりますが、これなら買う前に自宅でじっくり試せますし、自分の手持ちの服との相性も確認できます。
届く洋服もチープなものではなく、
僕が以前leeap(リープ)というファッションレンタルを利用した感想を、こちらにまとめています。
実際に届いたアイテムなども載せているので、よかったら見てみてください。
まとめ
今回は50代男性とミニマリストについてまとめました。
人生の折り返し地点である50代。
このタイミングでミニマリストになると、こんないいことがありました。
- お金の不安が軽くなる
- セカンドライフがより充実する
- 清潔感と年相応のオシャレがしやすくなって、魅力的なおじさんになれる
まずは始めやすい『洋服』から減らしていくのがオススメです。
でも、50代男性はただ捨てるだけではNG。
年相応の服が手元にない場合は、適宜買い足して大人ファッションにアップデートしてください。
服を買い足すときに参考にしてほしいポイントはこちらです。
- デザインは派手過ぎずプレーンなものを
- 素材はちょっと上質なものを
- サイズ感はピッタリサイズ
- 絶対に失敗したくない場合はファッションレンタル
不用品から解放されて、大人としての余裕や魅力を増してくれるミニマリズム。
これからの人生をミニマリストとして初めて見るのはいかがでしょうか。
今回も最後まで読んでいただきありがとうございました。
- ダサい人が自力でオシャレにはなれません
- 服はプロに選ばせる時代です
- 服装で人生は180度変わります
- 服装を見られたくないあまり引きこもりがちだった人間→服を見て欲しいがために用もなく外に出る人間に変わりましたw
僕は思春期のころに、自分なりにオシャレをしたつもりでも、周りからことごとく酷評された苦い思い出があります。
それからというもの、どこに行くにしても
「ダサいって思われてるかも」って考えが頭から離れなくて、ホントに私服で外に出るのが憂鬱でした。
そんなときに、見つけたのがプロのスタイリストが自分に合った服を選んでくれるサービスです。
プロが選んでくれるから安心感がハンパないし、実際に着ていくうちに、自分に似合う服ってのが分かるようになりました。
ファッション雑誌に載ってるような、小顔長身イケメンでしか成立しないようなオシャレではなく。
等身大の自分にあったオシャレができるようになったんです。
それ以来、さんざん僕のファッションをバカにしてた友だちからも、「なんか垢抜けたな」って言われたり。
昔は「自分はダサい」っていう思いが強くて、女の子とまともに話すこともできなかったけど、
今では堂々と話せるようになったし、自分からデートに誘うなんてことまでできるようになりました。
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